苦悩の若き将軍・家茂
この時代、明治維新が始まっていたと見るべきか、それとも大政奉還のあとを明治維新というべきか・・・
徳川の攘夷派と、現実的対応をしようとする一ツ橋派(水戸徳川)の対立は続く。 攘夷派の擁立した紀州徳川の家茂将軍。 朝廷の和宮さまとの政略結婚。その仲の良いこと・・・
家茂
WikiPediaより
アメリカとの条約が締結され、資本主義なる制度が持ち込まれ、株式会社の概念も持ち込まれました。
勿論、まだまだ未熟な概念。それは産業革命の大波の波紋か。権力闘争が続く中、産業革命の嵐に取り込まれる日本の若者たち。
その筆頭の男、坂本竜馬。
海援隊なる貿易結社は、現代株式会社をシミュレートしたものか? その後に続いているのが「岩崎弥太郎」・三菱の創始者。
物資を運ぶ運送業が、どうしても必要になるとする企業家精神は、土佐から始まったということか。
アメリカは南北戦争で産業化を目指し、 日本は明治維新で産業化を目指す。
もはや避けて通れない、時代の流れ。
将軍家茂、8年の政権。そして若くして死亡。一ツ橋派の暗殺か・・・・
これで紀州徳川家にお世継ぎなし。
このページでは、家康公から続く歴史を徳川家の当主の時代で表現します。
その当主の時代に経済はどうだったか、そういう視点で捉えます。
左のリストから、当主の名前をクリックしてください。
名前の下の年号は、生年~没年です。将軍職の年ではありません。
顔のグラフをクリックしても、大きくなりません。
織田信長
1534年~1582年
豊臣秀吉
1537年~1598年
家康(いえやす)
1537年~1598年
秀忠(ひでただ)
1579年~1632年
家光(いえみつ)
1604年~1651年
家綱(いえつな)
1641年~1680年
綱吉(つなよし)
1646年~1709年
家宣(いえのぶ)
1662年~1712年
家継(いえつぐ)
1709年~1719年
吉宗(よしむね)
1684年~1751年
家重(いえしげ)
1712年~1761年
家治(いえはる)
1737年~1786年
家斎(いえなり)
1773年~1841年
家慶(いえよし)
1793年~1853年
家定(いえさだ)
1824年~1853年
家茂(いえもち)
1846年~1866年
慶喜(よしのぶ)
1837年~1913年
家達(いえさと)
1863年~1940年
家正(いえまさ)
1884年~1963年
恒孝(つねなり)
1940年~
家広(いえひろ)
1965年~