江戸の職人経済

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蝋燭職人

挑燈(ちょうちん)などで、明かりを発光させるのは蝋燭(ろうそく)でした。

紙撚(こより)に燈心(イグサから作ったもの)をからめて灯芯を作ります。
その後の工程は「巻掛(まきがけ)」と「筒掛(つつがけ)」の2つの方法に分かれます。

「巻掛」は、灯芯に対して木蝋に油を混ぜ練ったものを塗ることを繰り返し、また干してから、再び塗ることを繰り返して太くしていきます。

「筒掛」は、竹筒を二つに割って、その中に蝋を流し込み、灯芯を入れて2つを重ねてくっつけます。

左の図は、巻掛で作成している様子を描いたものです。太い蝋燭は巻掛でないと作れませんでした。
その理由はお判りですね。

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