江戸の職人経済

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押絵師

押し絵とは、主に羽子板に使われる絵の技法です。
人物(浮世絵とか役者絵)とか花鳥などの姿を厚紙で作り、それを美しく染め上げた布で包み、その中に綿などの詰め物をして膨らみを出し、糊で整形しながら立体感を出した絵を「押絵」と申します。

羽子板が売れるのは年末年始です。しかし押絵師は年間を通じて作業を行います。すなわち一度にそんなにたくさんは出来ないということ。
中には生活のため、雛人形の作成と並行して作成する押絵師もいたとか。

羽根突きは日本の遊び。しかしこれがバトミントンになったりテニスになったりする西欧文明との違いがきわまっているように感じませんか?
軽くて競技に有利になるように作るラケットとはまったく違い、重くなっても美しく飾りつける日本の遊戯用具なのです。

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