江戸の職人経済

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水引職人

水引とは、今では香典袋の外側を巻いている紙撚(こより)をまとめた紐と言えばわかるでしょうか?
昔は贈り物の包み紙などにも掛けていましたけど・・・

水引という名称は、紙撚を並べて糊水をその上に引き、乾かして固めたもの。だから水引と申します。
紙撚のなかに赤いものが入れば吉事に使う水引で、青いものが入れば凶事に使う水引ということになります。

一般的に紙撚5本をまとめて糊水を引きます。これを一筋と申したようですね。
中央部で色を染め分け、紅白の水引で包み物を結ぶときは、白を左にして、紅を右にします。
これは左が陽でめでたいとされるからだとか。
伝統というよりも嫌担ぎのような気もしますけど・・・

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