江戸の職人経済

このCGは、江戸暦サイトのものです。クリックでリンクしております。

組糸師

糸を組み合わせて紐を作成する職人を組糸師と申します

このような紐の用途は、羽織の紐です。 この紐には「平打ち」と「丸打ち」の2種類があり、平打ちは平べったい編んだもので、丸打ちは丸く編んだものです。

組紐は、左図のように組糸台に掛けて各糸のはじに分銅をつけて、デザインに合わせて手で交差させて編んでいきます。

使用する糸ですが、撚糸を仕入れて、その膠質(=こうしつ:セシリンのこと)をとって光沢を出す前処理から始まります。
それから糸染めを行い(草木染め)デザインを決め、長さを決めて(即ち設計すると言うこと)から組作業に入ります。

Copyright ©2011 江戸いちばGroop All right reserved.