江戸の職人経済

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石工職人

石工とは、石を加工する職人のこと。そのルーツは古く、太古の昔(石器時代)からある職業だとか。

江戸時代になって。徳川軍事政権が勝手な築城を禁止したため、多くの石工の仕事がなくなり、しかたなく石を使った細工物などを始めて、生計を立てていたとか。

石工の技術は軍事と密着していたらしく、勝手に渡り歩く職人のようには行かなかったのでしょう。そこで技術者は自由を求め表舞舞台から逃れ裏舞台へ・・で、自由な石工、つまりフリーメースンが生まれたのは西洋の話。裏舞台だから秘密結社となるわけです。

日本の石工は細かい分業になっていました。
石を山から切り出すのは「石屋」、墓石に字を彫るのは「字彫屋」、石を磨くのは「磨き屋」など。
墓石だけでなく、神社にある狛犬なども日本の石工の技だったはず。
運搬などは重労働、細かい細工も相手が石だと重労働。それでも結構食っていけたようですね。

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