江戸の職人経済

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刷毛細工職

刷毛(はけ)は筆とはちがいます。毛を束ねて、糊や漆などを物に塗る時に用いるものです。

刷毛細工職人は、常に各種の刷毛を作る職人で、江戸末期には82件もの作業場があったとか。
刷毛の種類は多く、糊刷毛、なで刷毛、いろ引き、水刷毛、たたき刷毛、江戸刷毛がある。
さらに錦絵には、くまどり、かすり引、どうさ引など、細くやわらかな刷毛も使われました。

作り方は、毛を揃え、紙を元巻きにして置き、刷毛板の端に細く割りを入れ、轆轤錐にて穴をうがち、麻の細いより糸に針をとおして締めるそうです。
これだけでは、よく判りませんね。そこが職人の世界と言うわけです。見て盗むという・・・

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