激しい戦いがまだ続く米大統領選

昨年の11月3日に行われたアメリカの大統領選挙。バイデン候補が勝って大統領に就任しましたが、まだ決着は付いていないようです。

アリゾナ州マリコバ郡で票の再集計が、なんと210万枚の票を手作業で再集計するとか。選挙中、「正規の投票用紙には紫外線を当てなければ見えない印刷が施してある」などという噂が立っていました。ガセネタか事実かが判らないまま選挙が終わり、その後も訴訟がすべて審議拒否に合ったため、どうなっているのか判りませんでしたが、この確認作業では紫外線を投票用紙に当てて居る写真が公開されていましたから、事実だったようです。

この再集計はマリコバ郡の上院に於いて「選挙に存在する不適切なものを糺す為であり、州民の選挙への自身を取り戻すためのものである」としたのに対して、民主党側は「去年の選挙は安全性の高いものでこの審査は州民の選挙への自信を失わせる可能性がある」としてぶつかっている訳です。

民主党の監査事務局が訴えた内容は「今回の審査は共和党の人がコントロールしアリゾナ上院議長は審査の経験がない上、偏見のある審査会社(CyberNinjas)に機器の検査を委託した。また、この審査には透明度と保障処置が欠けている。アリゾナ州の選挙の信頼度にダメージを与えかねないし、有権者のプライバシーを損なう可能性がある」というものです。

確かにCyberNinjasと言う企業のCEOはトランプ支持者ですが、元アリゾナ州務長官であるベネット氏は、「我々は投票と投票集計機を審査しているのだ。CyberNinjasのCEOの書き込みを審査しているのではない」と、この民主党の訴訟理由に反論しました。

また、上院議長のカレン・ファン氏も「選挙で使われた投票用紙は24時間警備員が見張っていて、審査の全家庭が録画されており、24時間インターネットから生中継がなされている(OANNと言うネットのテレビ局が全中継をしています)。誰でもそれを見ることが出来る。」とコメントし、民主党の「偏見がある」という訴訟についてそれを否定しました。
これは日本でも見ることが出来ます。
https://azaudit.org/
Camera6と9のところで、投票用紙の紫外線チェックをやっているようです。

民主党側は、4月22日に審査差し止めの訴訟を起こし、一度アリゾナの地方裁判所は審査の停止命令を出しましたが、民主党側が保証金の支払を拒否したために停止命令は実行されず、審査は継続しています。
民主党側は「審査停止の訴訟に保証金は不要」とする裁判を再び起こしているとか。

スイングステートの州でも投票の再集計がなされようとしています。そしてそれに対して上記の様な理由で民主党が大反対をし、しかも再集計を阻止すべく様々な手段を使っているようです。
このこと自体が、選挙で民主党が不正を働いた証のように思えてきます。もし選挙後の集計に不正が無い(安全性が高い)のなら、このように大反対する必用は無いでしょうにね。

アリゾナ州の票の再集計と集計機器の検査を阻止するために、民主党側は弁護士を100人以上投入しているそうです。(4月28日現在。この中にはヒラリー氏の弁護士達も多く含まれているとか)
そして民主党員であるアリゾナ州の州務長官もこの検査阻止裁判に介入させているとか。再集計の場に州務長官が立ち入ることは裁判で認められたとか。

この100人の弁護士が行った仮差し止めの訴えは却下されました。
しかし検査実施(集計機器の検査)は、その業者(CyberNinjas)に検査方法の詳細を公開するように判決が出たようです。検査業者はノウハウの公開を拒否するために上訴するようです。

これによって、民主党側は新たな訴訟をアリゾナ州で起こすでしょうし、最高裁(民主党側の裁判官)まで持って行くようです。

このように裁判で集計を阻止しようとしている民主党側です。しかし州務長官の立ち入りとか、集計機器の検査に入った業者に検査方法を公開させるなどの訴訟は、不正が明るみに出た時の「反論と民主党の正当性」を主張する為の準備行為のようにも見えますね。

検査続行側は、裁判での「聞き取り調査(Hearing)」を遅らせ、再集計の時間を確保して行く作戦のようです。

一方、トランプ前大統領は5月から活動を開始します。アリゾナ州での再集計の件では「民主党側がそれを阻止するために最大の妨害行動に出るだろう」という予言じみた発言をしていましたが、その通りになりつつあります。
5月から全米への「ラリー」を開始すると言うことで、トランプ・ファミリーの戦いが再び始まります。

2024年の大統領選に出馬するかどうかについては、2022年の中間選挙の結果を見て判断すると述べております。
この意味するところは、共和党内のRINOの排除がどこまで出来るか、そして不正選挙の手法が明確になり、次回の選挙が不正なく行われることが可能になった時点で判断すると言うことでしょう。

この再集計と集計機の審査は、もしあの選挙が公正に行われていたとしたら、トランプ側にとって大きなダメージとなるはずです。にも関わらず、民主党が審査拒否をここまで行うのはどうしてでしょうか・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です