東京都の感染者が200人/日を超え、最近は400人/日を越えたこともあり。ついに小池東京都知事は「夜の街の自粛」を打ち出しました。
夜の10時に店を閉じて、深夜営業を自粛しろ・・と言う訳です。
協力者には20万円の協力支援金を出すと言うことで・・・
さらに「武漢コロナ感染防止徹底宣言ステッカー」なるものを作って、チェックシートにチェックしてネットで提出すると、そのステッカーなるものが郵送されてくる仕組みです。
虹をモチーフにしたステッカーは人気があるのか、あちこちの店で張り出されるようになりました。
このステッカーには仕掛けがあります。ステッカーの右下にQRコードが印刷されていることです。つまり、そのお店のお客さんがスマホでこのQRコードを撮ってアクセスすると、このお店が書いたチェックシートがスマホに表示されます。
お客は、そのチェックシートになされているチェック項目が実際になされているかどうかチェックできるという仕掛けです。
大したことではないと言う思いもありますが、ちょっと考えると、これは「タレこみ推奨」の仕掛けではないかとも取れるわけです。
インターネットが普及し、これまでの管理社会が監視社会になってしまったという嘆きを良く聞きますが、何か東京都が率先してタレこみ推奨をしているようで嫌な気持ちになります。
武漢コロナウイルスの蔓延で緊急事態であることも、これを実施した言い訳にはなるのかも知れませんが、いくら「夜のお店」と言っても、仕入れや調理、売上記帳や販売努力、そして何より在庫が出来ない食材という材料の扱いなど、極めてリスクの多い商売です。
そんな「夜のお店」を都知事はどのように思っているのでしょうか。歌舞伎町にあるような、いかがわしいお店はほんの一握りのお店であること・・はご存じなのでしょうか。
さて、感染者が400人前後を繰り返す東京ですが、いったい何人を検査した中の人数なのか、その情報がなかなかマスコミで発表されません。
1000人検査した中の400人と10000人検査した中の400人では意味が違うでしょう。ですから発表する情報は人数ではなく「感染率」で表示すべきではないでしょうか。
人数だけですと検査母数が増えれば当然増えるでしょうし、検査母数を減らせば感染者数も減るでしょう。当たり前のことです。
欧州などは死亡者数を発表しているようです。すべての死亡者が武漢コロナによる肺炎だったのかどうかは判りませんけど。
日本の武漢コロナでの死者の年齢は平均して79.3歳だそうです。高齢者が無くなるケースが多いようですが、日本の男性の平均寿命が79.64歳と言う事ですから、それとあまり変わりはありませんね。
日本の死亡者が欧米に比べて極端に低いことを、日本人には何かあるのではないか、それを「ファクターX」として調べている研究者も居るとか。
台湾は国境封鎖も早く、感染も死亡者が極端に低かったことは激賞されておりますが、習主席の国賓来日を目前に控えていた我が日本は、華人の訪日を3月までしませんでした。ですから本来なら欧米以上に感染と死亡者が増えてもおかしくない状況でした。
アメリカ・トランプ政権は2月に封鎖し、しばらくは感染者が出ませんでしたが、一旦感染が広がり始めると死者数がどんどん増えて、ベトナム戦争での兵士の死者数を超えてしまったくらいです。欧州でもイタリアを始め、英国、フランスと広がりました。
南米でもメキシコやブラジルなど、多くの死者が出ております。
そして最近日本人の「ファクターX」に対する報告書が上がってきたのです。
報告は京都大学大学院の上久保教授が「すでに日本は集団免疫85%の状況にある」と発表されたことです。
この報告書は、何と日本が中共からの入国者を規制することが遅れたことが良かったと述べています。
この上久保説によりますと、まず武漢コロナウイルスは大別してS型とK型があり、K型が変異したのがG型で、このG型が激症肺炎を引き起こし、あっという間に死亡させるウイルスであることを説明します。(武漢コロナウイルスは、細かく分けると6000種類くらいあるとか)
この型と言うのは、スパイクの形だそうで、インフルエンザウイルスも同じようなスパイクがあるそうです。そしてインフルエンザウイルスと武漢コロナウイルスには逆相関の関係が成り立ち、日本で昨年暮れごろから増えつつあったインフルエンザが、1月下旬ごろからガクンと不自然な減り方をしています。つまり武漢K型が日本に入って来たことを裏付ける証拠だそうです。
多くの中国人が2月末まで日本に入ってきて、その結果弱毒性のS型とK型が日本国民に広がり、集団免疫が55%程になったそうです。それはT細胞免疫と呼ばれる免疫で、それによってその後日本に入って来た猛毒性のG型を撃退しているということです。現在の日本国民のT型免疫は推定で85%程になっていると算出されると言うのが、上久保教授の報告でした。
欧米では2月初旬から他国の入国を封鎖しましたからK型への感染が少なく、T型免疫細胞が広がらないまま、いきなりG型が広がってしまったのだろう・・という上久保教授説なのです。
とすると、今後の台湾が心配ですね。上久保教授によりますと、K型にはむしろ暴露しておくべきだという主張をしております。何故なら、この免疫は長続きしないからだそうです。
現在、感染者の検査はK型とG型の区別は出来ていません。さて東京都の発表は・・・