我が日本ではまだ1000人ちょっとの死者しか出ていませんが、アメリカやブラジル、メキシコなどでは1日に1000人くらいの死者が出ているようです。
その為に恐怖が蔓延し、まさにウイルスより早く恐怖が拡散されていますね。
この恐怖に付け込んだ儲け仕事としてなのかどうかは判りませんが、ワクチン開発が世界中で活発に行われ、元マイクロソフト社のビルゲイツ氏が立ち上げたビルアンドメリンダ・ゲイツ財団などがワクチン開発に莫大な寄付を投じていると聞きます。
このワクチンが開発されたら、「全人類に接種しろ。貧困国には金は俺が出す」と述べたと言われるビル・ゲイツ氏です。
WHOもワクチン開発に必死になっているようです。治験にかかる時間も短縮させたいらしく、ゲイツ氏は「100%安全でなくていい。70%の安全が確認された時点で摂取を開始すべきだ!」と言っていると聞きます。
貧困国の多いアフリカ諸国。ゲイツ氏は70%までしか安全が確認されていないワクチンをアフリカ諸国で使って、安全性を確認するつもりかも知れませんね。
何しろこのワクチンの摂取が世界的に広く行われれば、莫大な利益も生まれますからね。また、失敗してもアフリカの人達がひどい目に合うだけだという心理も働いているのかも・・・
そのアフリカのマダガスカル共和国が、最近「武漢コロナウイルス感染に効く薬」を出しました。ワクチンではなく生薬です。もっと具体的には「ハーブティ」(お茶)です。
アフリカのインド洋側にある巨大な島国マダガスカル。日本の国土の1・6倍あるということですが、数千種類にも上る動物が生息する自然豊かな巨島。
動物が多ければ植物も多いでしょう。その中に「アルティミンシャ」というヨモギ属の薬草がありました。
この薬草をお茶にして飲むと、マラリアが直るということは解っていましたが、今回、武漢コロナウイルスで肺炎を引き起こした患者に呑ませたところ、10日で回復したという事例が相次いだのです。
マダガスカル共和国の若き大統領「アンドリー・ラジョエリナ」氏は、さっそくこのお茶を自国民に無料で供給し、そして周辺国にも出荷しようとしたのです。
瓶詰のお茶には「コビッド・オーガニクス」と名付けられました。
ところが、このお茶に待ったを掛けたのがWHOでした。
その理由は「効果を確認する試験が実施されていない製品を採用することついて、各国に警告し、助言する」と述べたのです。(因縁付けみたいな言い方だったとか)
そしてマダガスカル共和国に対して「治験を経てから」この薬草茶を採用するよう要請し、「科学的プロセスを実施するよう強く奨励したい」と述べているそうです。
しかし、このお茶は長い事マダガスカルでは抗マラリア薬として飲まれていたものですから、特に治験などは必要ないのでは?
アフリカでは、昔から生薬を治療に使っています。つまり欧米の「ケミカル製薬」とは違うのです。これはアジアでも漢方薬が使われていましたから同じことですね。
科学は経験の論理的解明に過ぎません。漢方薬が「科学的でない」ことを理由に禁止されてはたまりませんね。
仕方なくラジョエリナ大統領は、この薬草茶の治験を実施すると約束したようですが、それの結果が出るまでどうなるのでしょう。「そのお茶を呑んではいけない」などと禁止したりはしないでしょうね。
特効薬でないにしても。何らかの薬効があって多くの患者が助かるならばそれで良いでしょう。副作用は恐らくワクチンよりも少ない様に感じます。
「コビッド・オーガニクス」にはこのアルティミンシャの他に何種彼の薬草を混ぜているそうですが、もし日本にも輸入されたら飲んでみたいですね。
ラジョエリナ大統領のマダガスカル在日本人に向けたメッセージの中に「マダガスカル応用研究所(IMRA)のマダガスカル研究者によって開発されたアルティミンシアを使用した薬の治験は決定的な結果を示しました。」とありました。
アルティミンシャはヨモギ属の薬草。ヨモギは我々日本でも良くお団子にして食べます。春先から初夏にかけて採集したヨモギが柔らかくておいしいそうです。
草ですから、季節によって毒成分が生成される草もあるでしょう。薬草は注意しないといけません。
我が日本には、旬という考え方があります。微妙な自然の変化の中から、一番おいしい時を表す言葉です。ヨモギの薬効成分も旬の時が一番効くのかも知れません。
アルティミンシアにも旬があるかも知れません。季節によって武漢コロナに効く時と聞かない時は無いのでしょうか? ちょっと気になる日本人的な感覚です。