習主席の国賓来日を拒否

まず香港のデモが激しさを増しています。学生デモに2派出来ているようで、一派は平和デモ派でもう一方は闘争的デモ派だそうです。

もともとは平和デモで始まった香港デモです。キャーリー・ラム行政長官が「犯人引き渡し条約」を考えたところから始まったわけですが、これを中共はチャンスと捉えて、香港から一国二制度を取り上げる陰謀を組み立てたように思います。

現在香港の警察には人民解放軍の兵士がかなり入り込んでいるようですし、彼らが学生に向かって充を発砲し、女子学生をレイプして殺しているようです。
そして報道には「学生が暴力を振るうので仕方なく銃を使っている」ような発表をしています。
世界のマスコミはそれをまともに受け取ってはいませんが、日本のマスコミだけは中共からの報道をそのまま垂れ流しています。

インターネットでは事実が報道されていますが、それは書き手がアメリカなどの英字新聞を読んでいる方々だからだと思います。
つまり中共の発表が嘘であることを知っている報道機関の記事から判断しているわけです。

すでに中共は香港に居る華人学生を早急に帰還するよう勧告を発信していますし、台湾も台湾留学生に対して香港からの緊急帰還勧告を発信しています。いつものように日本の留学生には日本政府(外務省)は何も警告を発信していないようです。海外に居る日本国民はまったく日本外務省に守ってもらえることはありません。

中共は今後「香港の大学」を狙い撃ちするようです。特にデモなど何も起きていない「香港中文大学」が狙われているようです。
その理由は、この中文大学にインターネットのアジア最大の中継基地があるからです。ここを押さえてアジアのインターネットを中共国内と同じようにするつもりかも知れません。そのチャンスが今回の香港デモ抑圧の様に思います。

おそらく日本のマスコミには、中文大学のそばのハイウエイに落下物があり、デモの危険があるから侵入した・・という中共のフェイクが報じられることでしょう。

これから中共は警察官に化けた人民解放軍を大量に香港へ導入し、デモを行う学生を(そばにいる学生や市民も巻き込んで)大量虐殺するかも知れません。
そうなれば「天安門2.0」と言うことになり、世界中が中共非難に向かうでしょうが、それを日本からの習近平主席に対する「公式国賓訪問」要請で中和し、外交を元に戻すという計画なのでしょう。

ご存じでしょうが、天安門1.0の時も、平成天皇陛下の中共への公式ご訪問があって、それによって欧州諸国などが中共を受け入れるようになってしまったことを・・
きっと国賓来日した習主席は天皇陛下の中共へのご訪問を招致することでしょう。これほど悪質な天皇陛下の政治利用も無いものですね。
これさえあれば、中共が香港や台湾にどんな強硬手段を使っても世界を騙せると信じているようですからね。

このようなことを許す日本政府もまた、脅かされているとしか見えません。中共進出企業が安倍政権に圧力を掛けているとも考えられます。

自民党の保守系有志議員のグループ「日本の尊厳と国益を護る会」(代表幹事・青山繁晴参院議員)が、安倍首相に対して「中共が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域への公船の侵入行為や香港市民に対する弾圧姿勢を改めない限り、来春予定される習近平国家主席の国賓としての来日に反対する決議文」を作成し、菅官房長官経由で安倍首相に提出しました。
この時の菅官房長官の応答は「国賓待遇での来日に国民の理解が得られるように今後努力する」と言うような言い分でした。

つまり「国民の理解が得られる」と言うような抽象的表現を使ったわけです。結果的に「国民の理解が得られた」と勝手に判断して習近平主席の国賓招待をするつもりなのでしょう。
恫喝に弱い、情けない安倍政権なのです。

中共側はこのような日本国内における保守系の動きを察知してなのか、北海道大学の教授を保釈しました。
中共外務省の耿爽(こう・そう)報道官は15日の記者会見で「刑法と反スパイ法に違反した疑いで拘束していた男性教授を保釈した」と発表し、教授は同日日本に帰国したそうです。

しかし「日本の尊厳と国益を護る会」の条件は「尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域への公船の侵入行為を止める事」「香港などで基本的人権の侵害問題を改善する事」など多岐の渡っていますから、北大教授の帰国くらいでは「国賓としての来日反対」という立場は変わらないわけです。

この「北海道大学教授の逮捕」については産経新聞以外はあまり報道しておりません。しかしネットの放送ではかなり激しく中共非難がなされておりました。
つまり中共は日本国内のネット番組も良く見ていることになります。日本のインターネットを見ながら日本国民を如何に騙すか計画を練っているのではないでしょうか。

そこを利用して、習主席の国賓待遇で来日することを阻止するのはいかがでしょうか。来日の日時が決まりましたら、その同日にダライ・ラマ法王に日本に来てもらうと言うのはいかがでしょうか。民間団体の要請での来日です。
ダライ・ラマ法王でなくても、ラビア・カーディル女史でも良いのです。
ともかく習主席を躊躇させるような人物の来日がなされることをネットニュースで拡散すれば、中共側は烈火のごとく怒って日本政府に彼等の来日の中止を求めるでしょう。

しかし日本は民主主義の国家で自由ですから民間が呼ぶことを規制は出来ません・・と答えれば良いわけです。そう仕掛ける時期が早ければ習主席は来られなくなるのではないでしょうか。
この作戦に英国のチャールズ皇太子も乗ってくれて、ダライ・ラマ法王に頼んでくれれば面白いのですけど・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です